・学生の頃より絵画が好きでしたが、古九谷に魅せられて九谷焼に興味を持ち
　当時開講の伝習生として受講。その頃は女性作家を目指す者は少数だったが
　日展、日本現代工芸展、他中央、地方展に出品活動。
・成形と意匠の調和。当窯で九谷焼の釉薬を調合、釉薬の美しさを納得するま
　で何度も焼成して仕上げる。
・素地の段階で粘土を盛り付けるレリーフ技法、他に線刻を施しより立体的に
　力強く、粘土の柔軟性を醸し出して、加飾は絵画的な表現を得意とする。
　モチーフは花鳥風月、近年はこれまでの作風に加え、金箔、白金箔　
　銀箔を大胆に又細微に仕様して心象風景を表現すべく努力中。